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芸術環境形成支援のための創造的アート・ライティングの学習に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17653111
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学
研究機関筑波大学

研究代表者

直江 俊雄  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (10272212)

研究分担者 齊藤 泰嘉  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (40282347)
寺門 臨太郎  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (80334845)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード教育学 / 芸術諸学 / 美術史 / 芸術支援 / 芸術教育
研究概要

1.関連領域ならびに諸外国におけるアート・ライティングの教育に関する資料収集と分析、高等教育におけるカリキュラム開発
筑波大学所蔵美術作品に関して、正確なデータ採取から記述にまでにいたる作業の流れを実際に行って検証し、『筑波大学所蔵石井コレクション選集』を作成した。今後は、鑑賞支援に有効な作品解説を含むデータベースの構築を通して、アート・ライティング教育の基礎となる情報提供システムの開発へと発展させる[齋藤]。オーストラリア連邦シドニー大学文学部美術史・美術理論学科に調査滞在し美術史教育の実践的指導としての「アート・ライティング」について知見を得るとともに、鑑賞行動とアート・ライティングの関係について調査・考察した[寺門]。英国の美術学習における知性的批評主義の分析を通して、アート・ライティング学習の意義を考察して発表した。また、「ヴィジュアル・シンキング・ストラテジー」を通した美術体験の言語表現とアート・ライティングの学習について米国の博物館における実地訓練を含めて調査し、日本の大学院教育プログラムへの導入を準備した。学部の授業科目としては「芸術支援学」における学習成果として「Art Writing」第2号を発刊した[直江]。
2.中等教育におけるアート・ライティングの教育に関する調査と支援
全国の高等学校を対象に、美術をはじめとする教育課程や課外活動におけるアート・ライティング学習の実態や、アート・ライティングのコンテストに関する意識、学習方法開発への可能性や課題等について調査した結果に基づき、その現状と可能性についての考察を発表した[直江]。「アートライティング教育研究会」を開催し(3月11日筑波大学)高等学校における学習指導例と、第2回の全国コンテストの企画を中心にこの分野の今後の研究開発の方向性を検討した。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 美術体験に関する論述学習-高等学校におけるアートライティングの現状と可能性-2007

    • 著者名/発表者名
      直江俊雄
    • 雑誌名

      日本美術教育研究論集 40(未定(掲載決定済))

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 異文化を通して見た美術科教育2007

    • 著者名/発表者名
      直江俊雄
    • 雑誌名

      美術教育の「今」と「これから」-教育フォーラム2006 (未定(掲載決定済))

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] アートライティングの教育2007

    • 著者名/発表者名
      直江俊雄
    • 雑誌名

      美術教育の「今」と「これから」-教育フォーラム2006 (未定(掲載決定済))

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] シドニー大学アート・コレクションの断片-チャールズ・ニコルソンの旧蔵美術品から-2007

    • 著者名/発表者名
      寺門臨太郎
    • 雑誌名

      日本の文化政策とミュージアムの未来 ミュージアムの活用と未来-鑑賞行動の脱領域的研究

      ページ: 73-81

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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