研究課題/領域番号 |
17653115
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
澁澤 文隆 信州大学, 教育学部, 教授 (50303483)
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研究分担者 |
守 一雄 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (30157854)
癸生川 武次 信州大学, 教育学部, 教授 (40029690)
川島 一夫 信州大学, 教育学部, 教授 (40135116)
高橋 知音 信州大学, 教育学部, 准教授 (20291388)
今田 里佳 信州大学, 教育学部, 准教授 (80306670)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 潜在連想テスト / 教科の好き嫌い / 中学生 / 集団式作業検査 / 学年差 / 数学嫌い |
研究概要 |
本研究の目的は、(Greenwald et al., 1998)が開発した潜在連想テストIAT(Implicit Association Test)を集団式に改良したFUMIEテスト(Mori, 2004)を活用して、中学校の教科に対する中学生たちの「本音」を探ることであった。 本研究では、従来のアンケート形式に加えて、生徒の潜在連想を調べることで生徒の「本音」を探ること、また、中学校における授業に対する生徒の感情や好き嫌いを正確に把握することによって、授業改善やカリキュラム改善のためのより有効な情報を得ることを目的とした。 平成18年度に、研究代表者(澁澤)および研究分担者(癸生川)が校長を務める信州大学教育学部附属中学校の生徒全員に協力を求めて、FUMIEテストと教科の好き嫌いアンケート調査を実施した。FUMIEテストでは、「国語」「数学」「英語」の3教科を選び、国語と他の2教科との潜在連想価の差の測定を行った。まだ結果は分析中であるが、3学年分のデータが収録できたため、学年進行に伴うそれぞれの教科の潜在連想価の変化も調べることができる。また、学校差や、クラス差・男女差の分析も行った.平成19年には、このアンケート結果の分析を行なうとともに、FUMIEテストの改良に努め、完成版をアメリカPsychonomic Science発行の専門誌Behavior Research Methodsに投稿し、採択された.
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