• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

我が国の障害児教育の経費策定と評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17653126
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関独立行政法人国立特殊教育総合研究所

研究代表者

藤本 裕人  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 企画部, 総括研究員 (60392932)

研究分担者 横尾 俊  独立行政法人国立特殊教育総合研究所, 教育研修情報部, 研究員 (90300714)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード教育学 / 障害児 / 特殊教育 / 特別支援教育 / 経費 / 社会福祉関係
研究概要

1 日本の障害児教育に係る学校経費(支出)の現状
日本における障害児教育の経費は,地方教育費として(1)人件費,(2)教育活動費,(3)管理費,(4)補助活動費,(5)所定支払金,(6)土地費,(7)建築費,(8)設備・備品費,(9)図書購入費があることが分かった。また障害のある子どもに(10)特別支援教育就学奨励費があることが分かった。平成16年会計年度では,盲聾養護学校一人当たりの経費は約879万円(8,785,322円),中学校生徒一人当たりは約103万円(1,032,028円)小学校児童生徒一人当たりは約90万(901,573円)である。日本の障害児の教育経費と,小中学校の教育費の比率は,障:中:小=879:103:90となっている。
2 イギリスにおける障害児の教育経費
バーミンガムにおいて,特殊学校・小中学校との教育経費・内容に関する実地調査を行った。支出経費として(1)人件費(教職員),(2)教育支援関連(教育委員会の支援サービス活用料等),(2)必要経費(ガス代金,掃除等),(3)教育活動費(プール使用料,給食等),その他に評議委員会の費用など支出があることが分かった。教育経費は,特殊学校の障害児一人当たりの経費は14,708ポンド(約353万円 H18,1£=240円換算),中学校一人当たり4,008ポンド(約96万円),小学校一人当たり3,239ポンド(約78万円),中学校で障害児の教育(リソース活用)を受けている生徒一人当たりは14,286ポンド(約343万円),小学校で障害児の教育を受けている児童一人当たりは18,085ポンド(約434万円)であった。障:中:小=353:96:78という結果となった。日本では,小中学校で学習する障害児の経費については統計データが無いが,イギリスのバーミンガムでは,特殊学校の児童生徒よりも,中学校のリソースを活用する障害児の経費の方が,高額であることが分かった。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi