研究課題/領域番号 |
17654080
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
吉田 弘 海洋研究開発機構, 研究員 (00359134)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | パルスパワー / 水中スパーカー / 水中電磁波 / 深海 / パルスパワー放電 / 衝撃波 / 電磁波放射 |
研究概要 |
実験装置の性能向上。センサの開発を行なった。 実験室で放電試験を実施し、発生する場の深度依存性を計測した。 モデル化の研究を実施した。 成果を国内の学会ならびに国際シンポジウムで発表した。 具体的には、高水圧中のパルスパワー放電実験を実験室で行なうために、昨年度に製作したチャンバーの組み立て、試験環境整備、不足部品の製作を行い、実験に供する環境を仕上げた。その実験チャンバーを用いて、1000mまでの圧力下において、1kVまでの電圧を放電ギャップに印加して、そのとき発生する弾性波と電磁波、放電電流を、パラメータを変化させて観測した。この結果から、放電現象は2つのステップを介して行われ、弾性波の発生は後者のステップで顕著であることが分かった。また、発生した水中の電磁波の伝播を調べるために、浅海における電磁波伝播特性の計測を行った。放電に関する文献調査を行い、本研究に用いることが出来る理論モデルならびにシミュレーション方式について検討した。これらの結果について、国内外の学会にて発表した。
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