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地球熱圏大気・プラズマのスーパーローテーションを探る

研究課題

研究課題/領域番号 17654092
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 超高層物理学
研究機関北海道大学

研究代表者

渡部 重十  北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90271577)

研究期間 (年度) 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワード熱圏 / 電離圏 / スーパーローテーション / ロケット実験 / リチウム放出
研究概要

地球熱圏大気のスーパーローテーションを捉え,その生成機構を解明するために,磁力線に沿った大気・プラズマを多角的に観測するプロジェクトを立ち上げた.国内の研究者が北海道大学に集まり,熱圏・電離圏の研究手法として,ロケット実験,地上観測,モデリングについて詳細な検討を行った.ロケット実験については,JAXAに申請書を提出し,2007年夏の実施が決定された.
研究を遂行するために熱圏風の観測が不可欠である.検討の結果,リチウムをロケットから放出してリチウム雲を熱圏に形成し,リチウムによる太陽光の共鳴散乱を追跡するという手法を採用することにした.この分野で実績があるインド宇宙機構を訪問しリチウム放出器について検討を行った.その結果,共同研究としてインド宇宙機構がリチウム放出器を開発することになった.
また,スーパーローテーションの生成機構を理解するために,観測と熱圏・電離圏モデリングの比較検討が必要である.北海道大学にモデリング用コンピュータを設置し,モデリングを実施している.さらに,リチウム雲の動きをシミュレーションし,地上でのカメラ配置や観測手法について検討した.
検討結果とプロジェクトについて,2006年5月のSWARM国際会議で招待講演,2006年7月のアジア・オセアニア地球物理連合大会で招待講演,2006年7月の国際宇宙空間研究委員会で講演を行うことになっている.

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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