研究課題/領域番号 |
17656037
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
酒井 信介 (2007) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80134469)
泉 聡志 (2005-2006) 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (30322069)
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研究分担者 |
原 祥太郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (10401134)
酒井 信介 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (80134469)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 機械材料・材料力学 / 分子動力学 / ポテンシャル / シミュレーション / 遺伝的アルゴリズム / 規格 / マルチスケールシミュレーション / 金属ガラス / 分子動力学ポテンシャル / データベース / 密度汎関数法 / 標準化 / レナードジョーンズポテンシャル |
研究概要 |
本研究は、アモルファス金属や化合物半導体等の高度な分子動力学計算に不可欠な高精度な経験的分子動力学ポテンシャルの標準規格の構築を行った後、ポテンシャル開発ソフトをインターネットのWebを通じて公開し、利用ユーザの結果をデータベースとして蓄積して共有することにより、世界標準のデータベースを作成することを目的とする。 平成19年度は開発プログラムの発表と情報収集、及び戦略的委員会の組織立ち上げのための準備を行った。 具体的には、国際会議MRS spring meeting 2008及び、Material Transactionでの論文投稿を行い世界に向けて発表を行った。また、米国Massachusetts Institute of Technology, Department of nuclear science and engineering、Prof.Yip研究室との議論を行った。 作成したポテンシャル開発ソフトは完成の域に達しており、金属ガラス(Zr-Nu系)、電子デバイスの界面(Cu-Ru系)、ダイヤモンドライクカーボン、化合物半導体(AlGaN)へと適用され、その有効性を十分に検証することが出来た。 今後は、これを日本材料学会分子動力学部門委員会の活動を通じて、産業界に頒布し、活用範囲を広げたいと考えている。また、HPからの無償公開によって、米国MITなど海外の大学との連携をさらに進めたい。
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