研究課題/領域番号 |
17656153
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
古関 潤一 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30272511)
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研究分担者 |
佐藤 剛司 東京大学, 生産技術研究所, 研究支援推進員 (30092224)
堤 千花 東京大学, 生産技術研究所, 技術職員 (20396914)
清田 隆 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (70431814)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 廃ガラスリサイクル材料 / 埋め戻し土 / 液状化 / 繰り返し載荷 / 粒子破砕 / 残留変位 / 締固め / 変形特性 / 埋戻し材 / 残留沈下 |
研究概要 |
再生資源を十分に活用してゴミを減らすことを目的として、平成9年4月に「容器包装リサイクル法」が施行された。この対象の一つであるガラス瓶は、そのままでは再利用ができないワンウェイ瓶として平成14年度は166万トンが排出されたが、瓶の原料としてはそのうち75万トンがリサイクルされたにすぎない。特に輸入ワイン瓶等の着色瓶は原料としてのリサイクルも難しく、26万トンが廃棄され、未回収量も全体で56万トンにのぼる。これらは土木・建築用材料として再利用することが強く期待されている。 地盤工学の分野では、廃ガラスを細かく粉砕して発泡剤を混入した後に焼結処理したリサイクル材料を、軽量盛土材などに有効利用する試みが行なわれてきた。しかしながら、この方法は大量の追加エネルギー投入を要するため、必ずしも効率的とは言えない。そこで本研究では、ある程度の大きさまで砕砕した廃ガラスを埋戻し材に直接利用して、省エネルギーでのリサイクルを図りながら、液状化対策としても利用することを目的とした検討を行う。 最終年度である今年度は、廃ガラスリサイクル材料の動的遠心模型実験結果の分析とこれに関連する室内土質試験を実施し、地震時の埋設管の浮き上がり被害はその埋め戻し材料の透水性と密度の影響を受けることを明らかにした。その結果として、透水性の高い粗粒の廃ガラスリサイクル材料を使用して十分な締固めを行うことにより、地震時の埋設管の浮き上がり対策が可能であることを示した。
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