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震災時における個人交通需要の変動メカニズムのパラダイム構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17656160
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関筑波大学

研究代表者

崔 宰英  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (80332550)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード地震 / 交通需要管理 / 交通需要 / パーソントリップ / 変動メカニズム / 帰宅トリップ / レスポンストリップ / 時間変動
研究概要

平成19年度では、平成17、18年度の研究成果として確認された災害時の個人交通需要変動の3要素(不動トリップ、遅れ浮動トリップ、早め浮動トリップ)と、交通需要変動の諸特性(周期性、復帰性、ピーク性、類似性、パース・ディペンデントなど)を元に、災害時の交通需要を分析する枠組としての1つのパラダイムを用いて個人交通需要の変動メカニズムの概念化を図った。
これは、風船のある部分に圧力を加えると、風船の空気は移動し特定の部分が膨らんでしまうという現象と同様に、通常の交通需要空間に地震という外圧が加えられた場合、交通需要空間は、地震発生直後縮小(↓)し、その後ピーク(↑)を形成して収束(↓)して行くという需要空間の時系列移動(変動)を、事例から概念化したものである。
一方、分析結果については、事例から概念化はしたが、一つの理論的なパラダイムとして認識するための課題(分析データの少なさ)が残されている。この課題は、災害という状況での調査の難しさや、人的・財的なリソースの限界による調査の困難さなどが要因である。しかし、少しずつその改善を工夫しつつある。
また、平成19年度の研究成果については、既に最終的な確認が終了しているが、当該年度の成果発表が間に合わなかったものの、至急その成果を取りまとめ、昨年度までと同様、査読論文として学会(土木学会)に公表していく予定である(執筆中)。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 平成15年「宮城県沖の地震」時の帰宅トリッフのレスポンス2006

    • 著者名/発表者名
      崔 宰栄
    • 雑誌名

      第12回日本地震工学シンポジウム講演論文集

      ページ: 1318-1321

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 平成15年「宮城県沖の地震」時の帰宅交通需要の発生特性2006

    • 著者名/発表者名
      崔 宰栄
    • 雑誌名

      土木学会論文集 A, Vol.62, No.1

      ページ: 12-12

    • NAID

      10016730089

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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