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動的に変化する道路インフラの適用可能性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17656161
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京大学

研究代表者

桑原 雅夫  東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (50183322)

研究分担者 田中 伸治  東京大学, 生産技術研究所, 助手 (50355913)
大口 敬  首都大学東京, 都市環境学部, 准教授 (90281245)
研究期間 (年度) 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワード渋滞 / 路肩利用 / 路上駐車 / 交通シミュレーション / ダイナミックレーンマーキング / ドライビングシミュレータ
研究概要

本研究は、路面表示,レーンマーキング,標識などを、可変にすることによって,車線数やチャンネリゼーション,車線幅員などを時間的にダイナミックに変化させること(動的インフラ)の適用可能性について解析したものである。このような動的インフラにより、交通需要の時間変化、事故・道路工事などの異常事象に柔軟に対応できる将来のインフラのあり方について提案するものである。
具体的な検討項目は、(1)動的インフラによる円滑性向上の評価,(2)動的インフラの運転者の受容性,(3)安全性の評価の3点であり、対象とする動的インフラとしては,(i)高速道路単路部のサグにおける路肩の動的利用,(ii)可変の路上駐車スペースの2種類とした。
(1)円滑性の向上については、まず交通流の動的解析(シミュレーション,待ち行列モデル)を用いて,動的インフラ導入による円滑性改善効果を定量的に評価した。(2)および(3)については、別途研究で開発した複合現実感交通実験システム(ドライビングシミュレータと交通シミュレーションの統合システム)を用いて、数十人の被験者実験を実施した。その結果、何種類かの動的インフラシステムについて、安全性と利用者の受容生を評価することができ、今後の具体的な設計に有用な知見を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 動的インフラに関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      白石智良
    • 雑誌名

      第31回土木計画学研究発表会・講演集 2005-6(CD-ROM)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 複合現実感を用いた高速道路の動的レーンマーキングの走行安全性に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      岩永陽
    • 雑誌名

      第32回土木計画学研究発表会・講演集 2005-12(CD-ROM)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 路上駐車に関連する諸制度についての一考察2005

    • 著者名/発表者名
      田中伸治
    • 雑誌名

      第32回土木計画学研究発表会・講演集 2005-12(CD-ROM)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 駐車管理のための路上駐車帯設置効果の評価〜複合現実感交通実験スペースを活用した効率性・安全性分析〜2005

    • 著者名/発表者名
      田中伸治
    • 雑誌名

      第4回ITSシンポジウム2005論文集 2005-12

      ページ: 219-224

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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