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世界の都市における低層高密度住居群の評価と再生に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17656194
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関東京電機大学

研究代表者

郷田 桃代  東京電機大学, 工学部, 助教授 (50242128)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード都市 / 低層住居 / 評価 / 再生 / 高密度 / 韓屋
研究概要

国の内外を問わず,都市における低層高密度住居群は,人口増加に伴う土地の有効利用,良好な都市環境の獲得などを背景として,消失する傾向にある.その中には,伝統的で豊かな空間も多く含まれ,また,衛生や防災等の大問題を有しつつも,コミュニティとしての評価は高いものもある.本研究では,都市の居住環境の再生という観点から,低層高密度住居群の空間構成を再評価すべきであるという認識に基づき,世界の都市にみられる様々な低層高密度住居群の抽出と調査を行い,空間データベースの作成と空間構成の類型化を行うことを目的とする。
本年度は、研究実績の概要は以下の通りである
1.世界における低層高密度住居群の抽出と分析対象地域の選定
1)昨年度の引き続き、分析対象とする低層高密度住居群の定義と密度指標を再確認した。
2)昨年度の引き続き、文献や過去の都市調査事例を収集し、世界における低層高密度住居群を整理した。
3)今年度の代表的な事例として、韓国ソウル・北村地区の韓屋群を選定した。
2.現地における資料収集と実測調査
1)韓国ソウル市の研究機関(建築研究所)において、韓国ソウル・北村地区についてのGIS(地理情報システム)データ、詳細な地図、文献についての情報収集を行った。また、専門家へのインタビューを行い、この地区の形成過程についての調査を実施した。
2)韓国ソウル・北村地区の韓屋群を対象として、外部空間及び内部空間の実測調査を実施した。
3.空間データベースの作成と空間構成の分析
1)韓国ソウル・北村地区の韓屋群について、既存のGIS(地理情報システム)データと実測調査データに基づいて、独自の空間データベースを作成した。
2)マダンを中心とした空隙に着目し、韓屋とその集合体の空間構成について、定量的な分析を行った。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 高解像度衛星画像を用いた都市空間構成に関する基礎的研究その2 緑地の規模と配置の分析2006

    • 著者名/発表者名
      太田圭一, 阿部誠司, 郷田桃代
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演梗概集 F-1

      ページ: 819-820

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 街路におけるファサードの構成要素とその色彩の記述方法に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      武石諭士, 郷田桃代
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演梗概集 F-1

      ページ: 173-174

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 高解像度衛星画像を用いた都市空間構成に関する基礎的研究 その1 都市構成要素の階層的記述2005

    • 著者名/発表者名
      太田圭一, 郷田桃代
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演梗概集 F-1

      ページ: 1193-1194

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 丸の内における空間のパブリックレベルによる分類とその分布状況に関する研究 その2 地下空問におけるアクセシビリティ2005

    • 著者名/発表者名
      尾花隆, 郷田桃代
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演梗概集 F-1

      ページ: 1179-1180

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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