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当事者評価による文化財へのアクセシィビリティに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17656197
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関明石工業高等専門学校

研究代表者

大塚 毅彦  明石工業高専, 助教授 (80262963)

研究分担者 砂本 文彦  広島国際大学, 社会環境科学部, 講師 (70299379)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード文化財 / 歴史的建造物 / アクセシビリティ / 当事者 / 車イス / 寺社仏閣 / バリアフリー
研究概要

本研究は、文化財のバリアフリーが試行錯誤的に行われている京都市の寺社仏閣を対象として、建築士・寺社仏閣管理・運営者、障害を持つ方々の当事者参加・点検・評価をふまえて、障害を持った当事者による以上2点の調査をおこなった。
(1)ケース・スタディーの対象となるバリアフリー化された寺社仏閣を選出し、現地でのバリアフリー整備された箇所・経緯について、当事者(車イス利用者)と同行し、ヒアリングなど訪問調査を行ない、具体的なバリアフリー整備の状況や当事者からみた整備の問題点を明らかにした。
(1)事前および現地でのバリアフリー情報の獲得が依然として困難、(2)当事者は歴史的意味のある寺社仏閣の完璧なバリアフリーを望んでいない。歴史的景観や意味を尊重したバリアフリーの融合を希望している。(3)部分的なバリアフリーや実際には使えない施設(トイレなど)もいくつか指摘され、実際に点検をし、その結果を寺社仏閣にフィードバックする必要、(4)寺社仏閣側の教育の問題(受け付け対応)が不十分な所があり、実際の当事者の利用に十分に対応できていない。(5)寺社仏閣のバリアフリー化には、寺社仏閣のバリアフリー化のみならず、「車イス利用者用トイレの問題」、「車イス利用者が利用できる食事場所がない」、「車イス利用者が宿泊できる施設が(京都に)少ない」、「交通アクセス面の問題」が課題
(2)寺社仏閣管理者バリアフリー整備アンケートの実施
京都府内の観光寺社仏閣310箇所に対して、郵送アンケート調査を行い、121通のアンケートの回答を得た。アンケート調査の概要については、全寺社仏閣に結果を郵送にて報告した。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 寺社仏閣のバリアフリー整備に対する管理者の評価-京都におけるケース・スタディー-2006

    • 著者名/発表者名
      大塚毅彦, 竹中京子, 山本直実
    • 雑誌名

      日本福祉のまちづくり学会

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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