研究課題/領域番号 |
17657013
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池内 昌彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20159601)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | セルロース / セルロース合成酵素 / 細胞凝集 / 好熱性シアノバクテリア / 線毛 / 低温誘導 / 細胞運動 / バイオフィルム |
研究概要 |
細胞凝集が誘導される低温培養時のセルロースの解析を検討した。まずさまざまなセルロースや多糖の定量法を検討したが、夾雑物が多く、また検出特異性が低いことが判明した。一方、セルラーゼ処理が細胞凝集を解消するので、この処理で放出されるグルコースを定量する方法を検討した。その結果、セルラーゼやセロビアーゼ処理で大量にグルコースが放出されることを見いだした。しかし、セルロースの完全分解にはまだ至っていない。この結果、短鎖のβ1→4結合からなるセロビオース様の多糖が多く含まれていることが判明した。セルロースの抽出法で十分に抽出できない理由の一端が、このセロビオース様の多糖の蓄積である可能性が高い。 セルロース合成酵素Tvtlr1795をtrcプロモータを用いて強制的に発現させるDNAを常温性シアノバクテリアに導入し、形質転換体を得た。Hisタグを導入して発現させたTvTlr1795タンパク質をニッケルカラムクロマトグラフィーによって膜画分から精製することに成功した。酵素活性の同定は現在進行中である。他のセルロース合成酵素Tvtlr1930-33、Tvtlr0007の発現コンストラクトの作成も試みたが、コード領域の配列に問題があり、まだ完成していない。この発現系の確立を参考にして、大腸菌でのセルロース合成酵素の大量発現系の構築を現在検討している。また、この発現系でのセルロースの定量を試みた。
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