研究課題/領域番号 |
17658045
|
研究種目 |
萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学
|
研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
緒方 靖哉 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (20038277)
|
研究分担者 |
新 隆志 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (50179066)
岩原 正宜 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (30038294)
小川 隆平 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (40029244)
大庭 理一郎 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (30089940)
赤松 隆 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (50133567)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
|
キーワード | 網羅的培養 / 対向型 / 濃度勾配 / 発酵 / バイオテクノロジー / バイオ関連機器 |
研究概要 |
昨年度の研究成果を踏まえ、自作した培養装置の改良開発,各種因子の一次元での濃度勾配を達成させることを目標とした。分担は研究総括が緒方,各種因子は以下に示すように、それぞれの担当者が担当した。16SrDNAによる菌層解析のためには赤松,田口で,濃度勾配のデータ解析は厚山が担当した。1)対向型多次元培養装置の開発:現在作製済みの装置は3次元の箱型で,それぞれの因子は,側面に取り付けた部分と仕切りにより仕切られている。この仕切り面は寒天が固まった後,取り外せるようになっている。この面数を増やすことにより多次元に展開できる。この装置の改良開発、ならびに試作には丸菱バイオエンジ(株)との共同研究として進めた。その結果、装置の濃度勾配のデータ解析とコントロールの仕方の数値解析を実施し、水溶液中の拡散定数とよい一致することを明らかにした。2)濃度勾配を付ける因子:(1)溶存酸素濃度と溶存炭酸ガス濃度:(2)酸化還元電位:(3)温度:(4)培地濃度:(5)塩濃度:(6)pH等について、寒天内での拡散の様子を明らかにした。これらの結果から一般的に微生物培養に使用されるシャーレの形状の培養容器を試作し、これを用いて自然界からの微生物の分離を試み、その有効性を検討し所期の成果を挙げることができた。
|