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医療安全を加味した医師の臨床判断教育と評価のためのシミュレーションツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17659156
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関日本医科大学

研究代表者

高柳 和江  日本医科大学, 医学部, 助教授 (20246937)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードシミュレーション / 研修医 / ツール / 医療安全 / 臨床判断教育 / computer / simulation / resident / evaluation / decision making / competency / patient safety
研究概要

研修医を対象として教育と教育成果の判定のために、臨床判断、医療安全、コンピテンシーを取り入れたコンピューターシミュレーションツールを作成した。
18年度は、2次元の画像を基礎画面として、時間の経過とともに、痛み、バイタルサイン、診察、検査結果、画像、手技、病気の選択、および指示などが逐次、研修医の臨床判断能力を試す因子として変化するツールを作成し、その選択した記録は研修医評価のフィードバックに用いられるようにした。システム構築は(株)アーバン・コミュニケーションズは去年に引き続き依頼した。
このデモシミュレーションツール画像の監視を行い、このツールを用いて研修医に実行させ、指導医の評価が可能であるかどうかを検証した。
また、コンピテンシーと医療安全を含んだデモプログラムを外科学の臨床研修教育としてこのデモシミュレーション・ツールを用いて研修医に試行実施させた。6月27目に第一外科加藤俊二医師が、研修医のミニレクチャーで腹部救急のシュミレーションとしてが紹介した。臨床判断を取り入れたプロセス優位のコンピュータシミュレーションとして検査の手順と時間的観念をいれているので有効であった。研修医は診察から検査の手順を理解していないことがこのツールを使って判明した。知識不足とともに慣れていないためであることが明瞭になった。指導医からは、もう少し写真だけでも入れられるとすぐにも使えるという評価があった。
今後の課題は操作性の向上、評価の精度の向上でさらなるシステム構築の改善が好ましい。米国サンディエゴで開かれた第6回医療シミュレーション学会でAssessment tool for resident using the clinical decision making simulation with patient safety成果を発表した(2006年1月)。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Assessment tool for resident using the clinical decision making simulation with patient safety2006

    • 著者名/発表者名
      Kazue Takayanagi
    • 雑誌名

      第6回医療シミュレーション学会(米国サンディエゴ)

      ページ: 1-1

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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