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膵β細胞に関わる転写因子の網羅的検索-プロテオミックスの手法を用いて-

研究課題

研究課題/領域番号 17659279
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 代謝学
研究機関順天堂大学

研究代表者

河盛 隆造  順天堂大学, 医学部, 教授 (00116021)

研究分担者 綿田 裕孝  順天堂大学, 医学部, 助教授 (60343480)
柳田 光昭  順天堂大学, 大学院医学研究科, 講師 (80365569)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード膵β細胞 / インスリン / アセチル化蛋白 / 分化 / 発生
研究概要

膵β細胞分化過程には他の細胞と同様、多数の特異的な転写因子群が時間、空間特異的に発現し、厳格に分化を制御することが知られている。この膵β細胞の分化過程を検討するうえでの貴重なモデルがAR42J-B13細胞である。この細胞はactivin A、HGF応答性にインスリン陽性細胞に分化する。しかも、その分化過程における転写因子hierarchyはマウス発生過程におけるそれとかなり近似していることが、私共の研究も含めて明らかになってきている。転写因子の活性化は、DNAのアセチル化が関与するが、それとともに、その転写因子複合体を形成する蛋白もアセチル化することが、知られている。そこで、今回、この分化過程に関与してアセチル化される蛋白の同定を試みた。
このAR42J細胞分化前後で核蛋白を抽出し、抗アセチル化リジン抗体を加えた後、プロテインAセファロースにてアセチル化されている蛋白を抽出した。その後、抽出された蛋白を2次元電気泳動法により分離した。
抗アセチル化リジン抗体を用いたWestern blottingの結果、AR42J細胞分化前後で変化の認められる発色スポットを、二次元電気泳動スポットマッチングソフトウエア(PDquest等)を用いて確認した。その結果、銀染色で染色され、かつWestern blottingでも検出される蛋白の存在が認められた。この蛋白をトリプシン梢化後、MS/MSにて解析を進め、蛋白の同定を試みているが、蛋白量微量のため、蛋白配列の同定に困難を来たしているのが現状である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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