研究課題/領域番号 |
17659371
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
西村 恒彦 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (70237733)
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研究分担者 |
牛嶋 陽 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (20275209)
山上 卓士 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (10257537)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 分子イメージング / HGF / 血管新生 / 心筋虚血 |
研究概要 |
当研究の目的は、近い将来、日常診療において行われることが予想される重症冠動脈疾患に対する遺伝子治療後の血管新生に関して、血管造影などでは評価できない微小血管の増生を分子イメージングを用いて評価する。このため血管新生関連因子であるhepatocyte growth factor(HGF)のフラグメントを用いた標識化合物の創成を行う。この標識化合物を用いて分子イメージングにより重症心筋虚血モデルにおけるHGFレセプター発現との対比から、その有用性を確立する。次いで、HGF投与後における血管新生の程度を^<99m>Tc-sestamibiなどの血流トレーサとの対比のもとに検討することである。 まず昨年度は、血管新生トレーサ(^<125>I-HGF fragment)の創薬を行い、ヘパリン結合活性の確認を行い、更にHGFレセプターへの結合状態をレセプター発現細胞を用いて確認することが出来た。次に、ラット心筋虚血モデルを作成し、トレーサの集積がHGFレセプターの発現部位と一致するか、免疫染色を用いて評価した。 今年度は、^<99m>Tc-sestamib1などの血流トレーサと併用し、Dual autoradiographyを用い、HGF投与後における心筋血管新生療法の効果判定が行えるか検討を行った。
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