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住宅改修必要性評価と福祉用具処方の一体化モデル開発に向けた基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17659670
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関京都大学

研究代表者

宮島 朝子  京都大学, 医学研究科, 教授 (60115946)

研究分担者 相良 二朗  神戸芸術工科大学, デザイン学部, 教授 (10330490)
真継 和子  園田学園女子大学, 人間健康学部, 講師 (00411942)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード住宅改修 / 必要性評価 / 福祉用具 / 福祉用具処方 / 一体化モデル
研究概要

本研究は、住宅改修の必要性を評価するツール開発と、利用者のニーズや個別性に対応できる福祉用具のデータベース化を行い、両者を一体化して提供できるモデルの開発を指向して取り組んだ萌芽的研究である。
19年度は、障害高齢者や家族が福祉用具を選択する際に参考にできる資料(パンフレット)作成を目指していた。そのため、住宅改修関係の文献を再度見直し整理した。また、障害高齢者や在宅療養者を対象とした住宅改修実例集4冊に掲載された40事例の分析を行い、どのような視点で改修が行われているかを分析した。その結果、手すりの取り付けや段差解消など、障害に対応した改修はなされていたが、対象者のどのような必要から行われた住宅改修かは明確には示されていなかった。つまり、その人の「生活の流れ」に沿って考えるという視点は抜けているか弱いということがわかった。
以上のことや18年度までの成果をもとに、パンフレット作成に向けて介護関連企業の担当者とも話し合いを行った。しかし、DVDのような視聴覚機材の方が一般の人にはわかりやすいこと、パンフレットとしては対象疾患は異なるが類似したものがあること、今後の活用を考えるとDVDの方が意味があることなどから、今回の結果をもとにしたパンフレット作成はそれほどの効果は期待できないという結論に達した。
今回の取り組みでは最終的な成果物を作成するまでには至らなかったが、近い将来、DVDを視野に1入れた試作品作りに向け、さらに検討を重ねていきたいと考えている。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 介護保険制度による住宅改修に関する研究動向2008

    • 著者名/発表者名
      真継和子、宮島朝子、相良二朗
    • 雑誌名

      京都大学医学部保健学科紀要 健康科学 4

      ページ: 63-66

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] デンマークにおける障害高齢者福祉サービスシステムの現状と日本の課題2007

    • 著者名/発表者名
      真継和子, 宮島朝子
    • 雑誌名

      日本看護研究学会第20回近畿・北陸地方会学術集会抄録集 3月

      ページ: 70-71

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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