研究課題/領域番号 |
17659671
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
内田 宏美 島根大学, 医学部, 教授 (30243083)
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研究分担者 |
津本 優子 島根大学, 医学部, 講師 (30346390)
福間 美紀 島根大学, 医学部, 助教 (40325056)
小野田 舞 島根大学, 医学部, 助教 (10448201)
樽井 恵美子 島根大学, 医学部, 准教授 (60294378)
長田 京子 島根大学, 医学部, 准教授 (90325051)
佐原 淑子 島根大学, 医学部, 助手 (60362927)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2007年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | リスクマネジメント / リスクマネージャー / 看護師 / パワー / リーダーシップ / 戦略 |
研究概要 |
本研究は、看護職のリスクマネージャー(RM)が、部門縦割りの官僚制組織である病院において、効果的なリスクマネジメントを展開するためのパワーのメカニズムを、組織論の枠組みであるパワー構造モデルを用いて分析し、効果的なリーダーシップの発現を保証する個人および組織環境の要件とその構造を検討することを目的として実施された。第1段階として平成17年度にインタビューを実施しその内容を質的に分析して、看護職RMの実践を構造化した。平成18年度にはRMのパワー構造を実証するために質問紙による全国調査を実施し、131名の総括的立場にある看護職RMの回答を得た。医療安全活動の因子構造、および、実践の程度と背景との関連を分析し、専従であること、活動における権限が付与されていること、医療安全管理者養成研修IIを修了していること、責任ある立場にあることなどの要件が、医療安全推進活動における実践度を高めていること、また、看護職RMの医療安全活動の実践度に地域格差が存在することを明らかにした。これらの成果を、7件の報告にまとめ、ICN世界大会、日本生命倫理学会、医療の質・安全学会、日本看護科学学会に報告した。今後は、研究全体を論文にまとめ、学会誌に投稿する予定である。
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