研究課題/領域番号 |
17659673
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
藤本 悦子 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (00107947)
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研究分担者 |
松原 勇 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (70173862)
金若 美幸 岐阜大学, 医学部, 助手 (90336602)
大島 千佳 石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (30405063)
内田 真紀 石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (70381697)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | e-learning / 看護過程 / 電子掲示板 / Web Forum / paper-patient / ブレンデッド・ラーニング / 双方向性 / 教育 |
研究概要 |
1学年の後期に実施された基礎看護学教育の「看護過程」の項目において、以下の如く対面式授業、グループワーク、Web Forumのブレンデッド・ラーニングを行った。 対面式授業では、看護過程の教育に精通した他大学の教員を加え、看護過程の基本的事項を教授した。教育時間は90分×5回である。 グループワークでは、4人1組とし、一人のpaper-patientを提示し、13領域ワークシートと関連図の作成を通して、看護診断を導く演習を実施した。教育時間は90分×2回である。さらに2人のpaper-patientsを提示し、同じグループでワークシートと関連図を完成させる課題を与えた。ワークシートと関連図、看護診断をグループごとに提出させた。提出様式は電子媒体とした。 Web Forumは、双方向性のe-learningを意図したものである。すなわち、Webにスレッド式掲示板を設置し、学生同士、あるいは教員と学生のディスカッションを行うものである。具体的には、1グループごとに1スレッドを作成し、スレッドの最初の場面で看護診断をあげ、提出されたワークシートと関連図にリンクできるようにした。このようにして、問題提議(看護診断の妥当性の検討)されたスレッドに対し、学生に自由な発言を促した。この会話を当該講座の教員8人が見守り、必要に応じて適切な助言を加えた。Web Forumは学生の余暇時間で行った。 効果は掲示板における学生の発言と、日本語版SDLRS(自己決定型学習能力の準備性測定尺度)、『楽しかったか』等を問うアンケートから検討した。SDLRSはe-learningを実施しない昨年度のものと比較した。 掲示板では、学生は積極的に発言しており、誤った看護診断や患者の捉えかたがディスカッションで修正され、看護過程の理解が深まっていく様子が現れていた。SDLRSについては現在解析中である。アンケートからは、掲示板を通した勉強を楽しんでいることが伺えた。 Web Forumによる双方向性e-learningを活用した、ブレンデッド・ラーニングは看護過程の教育に有効である可能性が示唆された。
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