研究課題/領域番号 |
17659693
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
塚原 正人 山口大学, 副学長 (20136188)
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研究分担者 |
辻野 久美子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60269157)
村上 京子 山口大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (10294662)
飯野 英親 山口大学, 医学部附属病院, 副看護部長 (20284276)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 遺伝看護学 / 遺伝看護教育 / 遺伝看護実践 / 遺伝学 |
研究概要 |
遺伝診療に従事する看護師はもとより、一般看護師に遺伝看護学を広く普及させるためには、従来理解が難しいと敬遠されがちであった遺伝学に関する基礎知識を如何に分かりやすく理解させるために、平成17年度に独自に開発した遺伝看護に関する教授方法(遺伝学鉄道モデル)に改訂を加え、DNA、遺伝子、染色体、遺伝性疾患、多因子遺伝病、染色体異常などの違いを明確に理解できるようにした。遺伝に関する数字を覚えやすくし、多くの図を用いるなどして、理解を助ける工夫をした。この方法を用いて、一般看護師の再教育、本学学部学生の「遺伝看護学」修士学生の「遺伝看護学特論」「遺伝看護学演習」および大分大学看護学生の遺伝看護に関する講義、タイ国マヒドール大学の看護学生および教員に対する講義でその効果の有無を検証し、本方法が遺伝学の理解に有用であることを実証できた。とくに遺伝学の知識に乏しい一般看護師に遺伝看護学を普及するためには、本モデルを用いた教育が有効であることを明らかにすることができた。 本大学の学部と修士課程における講義での「遺伝看護学」「遺伝看護学特論」「遺伝看護学演習」教育内容の理解度と教育目標到達度の評価を行った。 アメリカ、タイ国マヒドール大学、チェンマイ大学を訪問し学部・修士課程用の教育研究のための国際調査を実施し、カリキュラム調査を行うとともに、資料を収集した。また、日本遺伝看護学会で3演題、第19回国際遺伝看護学会(ISONG)で3演題の遺伝看護に関する発表を行った。
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