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中央アフリカ共和国における15歳から18歳男女の性行動と性知識の実態調査

研究課題

研究課題/領域番号 17659711
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関長崎大学

研究代表者

徳永 瑞子  長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (10363475)

研究分担者 門司 和彦  長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (80166321)
大石 和代  長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 教授 (00194069)
中尾 優子  長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 講師 (40325725)
山崎 真紀子  長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助手 (30363477)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード看護学 / 医療・福祉 / 衛生
研究概要

1.方法 2005年12月中央アフリカ共和国の首都バンギ在住の15歳から18歳の男女キリスト教徒(A)1199名,イスラム教徒(B)300名を無作為抽出で聞き取り調査実施.各年齢,男女比はほぼ同数とした.
質問は22項目
2.結果 1.エイズに関して(1)知っているA(97.1%),B(91.3%),(2)感染経路で性・血液感染70%以上が知っているが,母子感染はA(40.6%),B(34.3%),予防法でコンドームはA(84.1%),B(55.1%)禁欲はA(35.6%),B(62.2%)HIVエイズの情報はABともにラジオと啓発教育が70%以上である.
2.性行為について(1)開始年齢はABともに15歳が最も高くA(30.5%),B(31.3%)15歳までの経験者A(67.3%),B(70.1%)(2)パートナーの数はABとも2-3名のパートナーがいる人が40%を越えている.(3)コンドームの使用必ず使うA(41.1%),B(36.0%),使わないA(26.4%),B(36.0%)(4)性病に罹患したA(10.8%),B(4.7%),(5)中絶をしたA(19.6%),B(5.7%)
3.HIV抗体検査(VCT)について(1)受けたA(38.2%),B(22.2%)
3.考察 性行為開始年齢が9-10歳の例もあり,15歳までに約70%が経験者で教育は小学校低学年から開始すべきである.また,複数パートナー,コンドーム未使用,性病罹患などリスク行動者へはVCTを勧める教育が重要.妊娠中絶をなくすために受胎調節や命の教育が必須である.
啓発教育の見直案 聞き取り調査結果を受けて見直案(1)HIVエイズの基礎教育強化,妊婦のHIV検査の必要性(2)小学校で教育の実施(3)VCTに関する教育(4)妊娠中絶をなくすための性教育
啓発教育の実施 2006年9月から教育見直案に沿って10-15歳を対象にイスラムのコーラン学校,キリスト教会や地域で実施

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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