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音楽音響信号理解に基づく新たな音楽インタフェース研究

研究課題

研究課題/領域番号 17680019
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知覚情報処理・知能ロボティクス
研究機関独立行政法人産業技術総合研究所

研究代表者

後藤 真孝  独立行政法人産業技術総合研究所, 情報技術研究部門, 主任研究員 (20357007)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2006年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2005年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
キーワード音楽情報処理 / 音楽情報検索
研究概要

本研究は、計算機が音楽音響信号を自動理解できるようにすることで、人間の音楽の聴き方をどのように豊かにできるかを探求することを目的とする。本年度は、ドラム音推定、歌声と話し声の識別や歌唱力の評価等の新たな方法を提案し、実際にエンドユーザが使えるプロトタイプシステムのレベルまで実装して、音楽音響信号理解技術に基づくインタフェースがエンドユーザの音楽体験に貢献できることを実証する研究を計画通り進めた。そして代表的な成果として、楽器単位のイコライジングが可能な音楽再生インタフェース、メロディー検索と書誌情報検索を組み合わせた音楽情報検索インタフェース等を実現した。具体的には、現在のイコライザでは周波数帯域ごとの音量調整しかできないが、混合音中のドラム音推定技術に基づいてその周波数成分のみを加工することで、従来は既存の市販楽曲に対して不可能だったドラム音のみの音量の増減(イコライジング)を可能にする音楽再生インタフェースを実現した。また、マイクからの入力音声が、歌声と話し声のどちらの状態かを識別する技術を実現し、ユーザの各発声が歌声か話し声かを自動識別して検索方法を変える新たな楽曲検索を可能にした。例えば、ユーザがメロディーを歌う(状態:歌声)とメロディーの類似度に基づく楽曲検索が、曲名やアーティスト名等を発声する(状態:話し声)と書誌情報検索がシームレスに実行できる新しい音楽情報検索インタフェースを実現した。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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