配分額 *注記 |
28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)
2007年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2006年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2005年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
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研究概要 |
新素材ガラスキャピラリープレートガス検出器(以下CPガス検出器)を用いて従来の光電子増倍管やCCDカメラと比較して定量解析能力かつ撮像能力を持ち、高磁場、低温、電気ノイズの混在する環境下においても動作可能な「新しい光検出器」の開発を行い、高感度なイメージングシステムの実用化のための開発研究を行った。本年度の研究実績は以下の通りある。 CPガス検出器とバイアルカリ光電面を複合化させたガス光電子増倍管を作成し特性を調べた、420nmの波長に対して13%の量子効率を得ることが出来た。 Ar+CH4,Ar+CF4,Ne,Xeガスを封入したガス光電子増倍管を製作し、その特性試験からこれらのガスに対して光電面は1年以上の安定性を持つことを示した。 高感度イメージングシステムの最適化を3次元フィールドシミュレーターMaxwell3Dおよびヨーロッパ合同素粒子原子核研究機構(CERN)で開発されたGarfieldを用いたシミュレーション手法により行い、実装のための評価を行った。
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