研究課題/領域番号 |
17689014
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 滋賀県立成人病センター(研究所) |
研究代表者 |
谷垣 健二 滋賀県立成人病センター(研究所), 遺伝子研究部門, 主任研究員 (70362473)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
30,290千円 (直接経費: 23,300千円、間接経費: 6,990千円)
2006年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2005年度: 15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
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キーワード | RBP-J / 大脳皮質 / conditional knockout / Notch / 神経発生 / conditional knockout mice |
研究概要 |
我々は神経細胞におけるREP-Jの機能を解析するため、RBP-J-floxed miceを神経細胞特異的にCreを発現するCaMKII-Cre transgenic miceとかけあわせることによって神経細胞特異的にRBP-Jの欠損を誘導した。CaMKII-Cre transgenic miceはtransgenic lineによって大きくCreを発現する時期が異なることが知られている。我々は胎生期の15日におけるNestin陰性・Hu陽性の未成熟神経細胞よりCreの発現が認められるtransgenic lineと生後10日以降の神経細胞にしかCreが発現されないtransgenic lineの2種類を用いて解析を行った。未成熟神経細胞においてRBP-Jの欠損を誘導すると、神経細胞の成熟遅延が認められ、神経細胞の中間帯から皮質板への移行が障害されることがわかった。神経細胞の中間帯から皮質板への移行にはReelinやCDK5のシグナルが関与していることが知られているので、RBP-J欠損がこれらのシグナル伝達に与える影響の生化学的検討を行った。生後10日以降の神経細胞においてRBP-Jの欠損を誘導した揚合、神経細胞の成熟異常は認められなかったことから、この系を用いれば神経機能におけるRBP-Jの役割を明らかにすることができると考えられた。現在、我々は神経特異的RBP-J欠損マウスを用いてlocomotor activity, pre-pulse inhibition, morris water maze等の行動実験によるスクリーニングを行っている。
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