研究課題/領域番号 |
17700064
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
河野 圭太 岡山大学, 総合情報基盤センター, 助手 (40397899)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | ネットワークモビリティ / NEMO / モバイルIP / 階層化モバイルIP / モビリティ制御 / ハンドオーバ / マイクロモビリティ / 負荷分散 |
研究概要 |
前年度は、多数のMobile Node(MN)が接続されているネットワークが移動する環境において、制御ドメインが互いに部分的に重なり合う複数のMobility Anchor Point(MAP)を利用することにより、制御メッセージの氾濫による制御効率の低下を抑制する分散型ネットワークモビリティ制御方式を提案した。 今年度は、より効率的な分散型モビリティ制御を実現するために、ネットワーク内に多様な制御ドメインの大きさを持つ複数MAPが展開される状況に着目し、それらの複数MAPを移動ネットワーク内のMN群が効率的に利用するためのMAP選択手法に関して研究を進めた。ここで、ネットワーク内に複数のMAPが存在する環境下では、同一移動ネットワーク内のMN群が、それらのMAPを均一的に分散利用することが望ましいが、その一方で、制御能力(制御ドメインの大きさ)が異なる複数MAPが存在する場合には、MN群が自身の要求に合致する制御能力を持つMAPを利用できることも望まれる。そこで、本研究では、これらの要求を満たすため、移動ネットワーク内の全MN群に対する自身の相対的な通信量を基に、そのMNが利用するMAPを決定する手法を提案した。また、C++を用いたコンピュータシミュレーション実験を行い、提案方式を用いることにより、複数MAPの分散利用を維持しつつ、移動ネットワーク全体としてのパケットロス数を低減できることを確認した。
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