配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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研究概要 |
本研究の目的:本研究課題は,異文化間協調作業におけるグループミーティング時の相互理解構築過程と知識創発過程の計算機による統合的支援を目的としている.本研究課題では,(A)異組織の開発者らによるソフトウェア設計ミーティング,(B)産学官連携プロジェクトにおける研究者らによる研究ミーティング,(C)システムアナリストと顧客らによる要求定義ミーティングという具体的な応用ドメインにアソシエーション可視化技術を適用しその有効性を検証する. 本年度(〜平成20年3月31日)の研究実績:本年度は,昨年度構築した支援システムの評価を目的とした研究をおこなった.構築した支援システムを応用ドメインに適用し実証実験をおこなった.特に,本研究課題が対象とする応用ドメインの中でも異文化間協調作業が最も困難な「システムアナリストと顧客らによる要求定義ミーティング」では,支援システムを利用することでシステム構築時に必要となる顧客の必須要求及び潜在要求をより多く抽出できることを確認しシステムの有効性を確かめることができた.多くの実証実験をおこない得られた知見をまとめ,学術論文として発表した.
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