研究課題/領域番号 |
17700124
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
蘇 洲 早稲田大学, 理工学術院, 助教 (80339704)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | コンテンツ / マルチメディア情報処理 / 分散システム / 情報ネットワーク |
研究概要 |
モバイルコンテンツ配信システムにおいて、オリジナルコンテンツが変化した場合、他のモバイルノード上にキャッシュされた複製のコンテンツも更新しなければならないため、コンテンツの一貫性を管理することは重要な問題である。このような背景から、申請者は、ネットワークの資源を効率的に利用し、かつコンテンツの一貫性を保つアルゴリズムを提案した。 まず、モバイルコンテンツ配信ネットワーク(M-CDN)におけるウェブアクセスを分析し、オリジナルサーバーにおいてコンテンツが変化した場合、可用性に基づいて提案した一貫性の優先順位を計算した。オーバーレイネットワークの各コンテンツの複製は、コンテンツの一部のみ更新された。それで、無駄なコンテンツ更新を避けられた。次にM-CDNにおけるコンテンツ配信のプロセスについて考える。利用可能なセッション、受信信号の強度、ユーザーの満足度を考慮した後に、更新の優先順位を決定し、もっとも高い値を持つsurrogateがクライアントへコンテンツを送信した。最後は、関連パラメータを用いてさらにシミュレーションは行った。実際の無線インターネットを模擬し、遅延時間やパケット廃棄率等をパラメータ設定し、そこで、PCサーバとパーソナルコンピュータをそれぞれ、オリジンサーバとサロゲートの機能の実装し、各種通信特性を測定した。シミュレーションにより従来手法との比較を行い、提案方式の有効性を実証した。
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