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心理モデルに基づく知的エージェントの意思決定機構とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 17700133
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

佐藤 和彦  室蘭工業大学, 工学部, 講師 (90344548)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード知的エージェント / 学習支援 / 日程調整 / 心理モデル / 行動決定機構
研究概要

本研究では、自らの内部情報として心理モデルを構築し、その状態に基づいて自己の行動戦略決定を行う知的エージェントの開発に取り組んでいる。今回、本研究課題において、このような知的エージェントをWebベースの集団協調学習に応用し、学習者や指導者に代わってエージェントが、学習者間の学習時間調整の交渉や、アドバイスを必要とする学習者が適切な指導者を選択しその指導者との間での指導時間調整の交渉を行うようなシステムの実現に向けて研究を行った。
具体的な研究内容としては、昨年度に国際会議で得られた指摘を考慮し、本エージェントを適応させる学習課題によって支援の内容に変化を持たせる必要性の検討と、その際のエージェントの戦略にも課題に応じた違いが必要であるかの検討を行った。これに関して、対象として想定する学習形態のモデル化と、個々のモデルについての調整戦略の見直しを行った。
また、エージェントの交渉結果をどのように評価するかについても再検討を行い、個々の交渉を行った結果について、その影響の度合いを変化させることで最終結果がどのように変化するかについての実験が行えるようにシステムの改良を行った。
また、新たにソーシャルネットワークサービスを利用した統合的な学習支援環境において、学習者、指導者のスケジュール調整を行う役割として本エージェントを適応するために、エージェントが扱う情報の見直しとそれを用いた時間調整の手法について検討を行った。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Agent-Based Consultation Support for Learners in E-learning System2005

    • 著者名/発表者名
      Kazuhiko Sato
    • 雑誌名

      Proceedings of the 4^<th> IEEE International Workshop WSTST'05

      ページ: 1226-1235

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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