研究課題/領域番号 |
17700136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 克明 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (80376657)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 主題抽出 / 知識獲得 / 情報可視化 / テキストセグメンテーション / 設計支援 / 時系列処理 |
研究概要 |
本研究では、長期間にわたり蓄積された問題解決記録を対象とし、記述対象間の時間経過にともなう関係変化についての情報を抽出することと、その情報の構造を利用局面に応じて再構成することを目指している。 そのために、文書群をある時点までごとの複数の文書群に分割し、これをクラスタリングによって分類し、時間的に隣接する文書群から作られたクラスタ間の相関を計量し、さらに言及がなされていない主題を忘却する処理を行うことで、主題候補とその変化の抽出を試みた。 今年度は、主題に含まれる特定の設計対象に着目し対象への操作を示す語を取り出すことにより、設計プロセスを提示する機能、および主題間の階層性の抽出に関する研究を行った。 現在、主題間の階層性の抽出においては、本研究により実装したシステムの利用者の意図と独立した処理となっているため、利用者が階層性の理由を見つけることが若干困難である。利用者が意図する構造との差異などを提示する形に、今後システムの改良が必要であると考えている。
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