研究課題/領域番号 |
17700207
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
浜本 隆之 東京理科大学, 工学部, 助教授 (10297624)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | イメージセンサ / スマートセンサ / ビジョンチップ / 広視野 / 多角錘ミラー / サーベイランス |
研究概要 |
初年度に試作したセンサLSIチップを用いて広視野撮像システムを開発し、FPGA等を用いた即時画像処理への応用を検討した。また、同じセンサLSIを用いた多眼撮像システムとして、複数の実センサの画像を用いて任意の位置に配置した仮想センサの画像を合成する方式とその構成について検討した。 主な検討項目は以下の通りである。 ○スマートセンサを用いた広視野撮像システムの開発 試作したLSIの撮像、処理性能の評価を行った。集積したランダムアクセス機能や、センサ間のバラツキを補正する機能などについてテスト回路を用いて評価し、設計どおりに動作することを確認した。 仮想1視点広視野センサを実現する8角錐ミラーやレンズ等の検討を行い、光学系を設計し製作した。8つのスマートセンサや制御・処理用のFPGA、A/D変換チップ、メモリ等を組み込んだボードを製作し、撮像システムを完成させた。 ○即時画像処理への応用とその評価 開発した撮像システムの高速サーベイランスへの応用を検討した。広視野画像は8つのセンサそれぞれから低解像度で出力する。同時に、背景差分法をベースに動物体を自動的に認識し、動物体の部分のみを高解像度で出力する。複数の動物体にも対応させ、広視野内に存在する物体の数とそれぞれの大きさに応じて、画面表示を制御する方式を検討し、撮像システム内のFPGA上への実装を図った。 ○研究の総括 本研究の問題点をまとめ、その改善方法について検討した。
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