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「情報不安」を軽減させる情報(資料)探索インタフェースの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17700255
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 情報図書館学・人文社会情報学
研究機関青山学院大学

研究代表者

野末 俊比古  青山学院大学, 文学部, 助教授 (70300704)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード情報図書館学 / 情報基礎
研究概要

情報利用のスキルがあるにもかかわらず、情報探索の成功が妨げられてしまう原因のひとつとして「情報不安(information anxiety)」の影響が指摘されている。本研究は、図書館蔵書目録(OPAC)などの各種データベースを主な対象とし、不安を生起させる要因を分析し、不安を軽減する方策を探るとともに、その方策に基づくインタフェースを開発することを目的として開始された。昨年度、「情報不安」および「図書館不安」をめぐる関連文献について、収集、分析するとともに、図書館利用の場面を中心に、情報(図書館)不安が発生する要因ならびに軽減させる要因に関する面接(聴き取り)調査を実施したところ、(狭義の)インタフェース以外にも多様な要素が不安の発生あるいは軽減に関係していることが把握された。そこで、今年度は、多様な要素を含み込むかたちで情報(図書館)不安および関係する要因について整理しつつ、目的とするインタフェースの開発を進めていくこととし、大学生を主な対象として、情報不安の実態をめぐる諸側面について、聞き取り調査などを通して、把握・分析(類型化など)を試みた。その結果、情報不安は多様な要素が関連しあうダイナミックな概念であること、利用者のライフスタイルなどパーソナルな側面の影響が少なくないこと、情報の内容や(広義の)インタフェースなどとともに発信者や仲介者など人的側面が不安の多寡に相当程度の関連を持つことなどが示唆された。これらを踏まえ、不安を軽減させる「スキル」を定式化し、それを含み込んだかたちの情報リテラシー概念の構築を試みるとともに、不安を軽減させるインタフェースの開発を進めた。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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