研究課題/領域番号 |
17700455
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大堀 直美 慶應義塾大学, 看護医療学部, 助教 (50383914)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 気管内吸引 / 細菌汚染 / 在宅療養 / 吸引カテーテル / 物理的洗浄効 / 物理的洗浄効果 / カテーテル / 洗浄効果 |
研究概要 |
【目的】 1.気管分泌物と共に付着した細菌は、どうすれば減少させることができるのか 2.在宅療養を支える家族にとって、身体的・経済的負担が少なく、かつ感染管理上安全な吸引カテーテルの管理法を検討する 【方法と結果】 1.吸引カテーテルへの残存模擬痰量の測定着色模擬痰の吸引・洗浄後、カテーテルに残存した模擬痰量の吸光度を測定することによって残存模擬痰量を数値化し、汚染度の比較を行った。繰り返し同様の実験を行い、再現性の得られるデータを構築した。 2.カテーテル素材による洗浄効果の違い 1の結果から、カテーテル素材の違いによって、洗浄効果に影響がでるのではないかとの疑問が出現した。 2社から販売されているカテーテルを使用し、同条件下で着色模擬痰を吸引・洗浄し、カテーテル内に残存した模擬痰の吸光度の測定を行った。 3.カテーテルの洗浄行為を行う医療従事者の洗浄行為の観察 カテーテルの洗浄行為を行う医療従事者の「経験」や「勘」を基準化し、洗浄行動を定量化しようと試みている。これまで実験を行ってきた細菌学的基礎データと、実際に行われている洗浄行為の行動分析データを対比させることで、実践に応用可能な「安全なカテーテル洗浄去」を生み出し、患者の安全を守るために必要な技術を考案中である。
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