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頭部外傷者の社会適応度評価(CIQ)の日本国内における妥当性の検証と標準化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 17700463
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

鈴木 めぐみ  藤田保健衛生大学, 衛生学部, 助教 (40387676)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2007年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード頭部外傷 / リハビリテーション / 社会適応
研究概要

平成19年度は過去2年間で収集したCIQデータの解析および学会発表を行った。解析の結果より、日本人健常者のCIQ得点結果には年代および性別による特徴が顕著にあらわれ、また婚姻の有無など、ライフステージに応じた個人的生活状況が直接的・間接的に影響することが示唆された。質問項目を因子解析した結果、欧米の先行研究との明らかな相違点が見られたため、日本人独特のライフステージを反映した可能性が考えられ、今後慎重に内容を検討する必要がある。
また、松坂中央総合病院に外来通院中の頭部外傷患者のCIQ得点結果との比較では、健常者と比較すると、女性患者において著しい得点低下が見られた。女性の役割変化を反映するものと考えられ、今後の頭部外傷患者の社会参加の度合いを評価するに当たり、参考とすべき知見を得られたと考える。また、今回健常者の得点傾向を把握したことによって、頭部外傷患者だけでなく、他の疾病に対する適応可能であることが示唆された。今後、ほかのQOL評価法との比較も検討し、更なる信頼性と妥当性の検証を行いたい。
今回の調査は、現代の日本人のライフステージを反映したものであり、今後時代の変遷と日本人の価値観の変化と共に調査結果にも経時的変化が加わることが予測される。今後も定期的に調査をする必要があると考える。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] CIQ(Community Integration Questionnaire)における日本人の得点傾向とその検討(第1報)2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木 めぐみ
    • 学会等名
      第41回日本作業療法学会
    • 発表場所
      鹿児島県鹿児島市
    • 年月日
      2007-06-22
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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