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走幅跳の技能学得を目指した下位教材の開発-小中学生を対象として-

研究課題

研究課題/領域番号 17700473
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 身体教育学
研究機関愛知教育大学

研究代表者

木越 清信  愛知教育大学, 教育学部, 助手 (20378235)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード走幅跳 / 下位教材 / 垂直跳 / リバウンドジャンプ / 接地時間 / リバウンドジャンプindex
研究概要

本研究では、踏切における接地を予測する能力を高めるための下位教材を行い、その効果を検討することを目的とした。また、踏切における接地を予測する能力を高めるための下位教材だけではなく、着地動作の向上を目指す下位教材および助走のリズムを最適化するための下位教材も行わせた。なお、被験者には小学校6年生86名を用いた。86名を、接地を予測する能力を高めるための下位教材を行うグループ、着地動作の向上を目指す下位教材を行うグループ、助走のリズム最適化を目指す下位教材を行うグループの3つのグループに分けた。接地を予測する能力を高めるための下位教材として、踏切位置に高さ30cmの跳び箱を置き、この跳び箱で踏み切る練習をさせた。また、着地動作の向上を目指す下位教材として、着地位置にゴム紐を置きこれよりも遠くに足から着地する練習をさせた。さらに、助走のリズム最適化の目指す下位教材として、踏切前の2歩に目印を置きこの歩幅に合わせて助走をする練習をさせた。
その結果、助走のリズムの最適化を目指す練習を行ったグループでは、跳躍距離が有意に向上した。しかし、接地の予測をする能力を高めるための下位教材を行ったグループおよび着地動作の向上を目指す下位教材を行ったグループでは、跳躍距離の有意な向上は認められなかった。踏切を予測する能力を高めるための下位教材では跳躍距離の向上が認められなかったことについて、本研究では、動作分析を行わなかったことから、踏切の接地時間が短くなったか否かについては検証することができない。したがって、本研究で用いた下位教材では踏切における接地を予測する能力が高まっていなかったことが考えられる。また、本研究の結果から、跳躍距離の向上を目指した練習としては、助走のリズムを最適化する練習により、踏切直前のストライドを短くすることが有効であることが示唆された。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 小学生における走幅跳の跳躍距離とバリスティックな跳躍運動能力との関係2006

    • 著者名/発表者名
      木越清信
    • 雑誌名

      愛知教育大学保健体育講座紀要 30

      ページ: 21-26

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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