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子どもと保護者が育つ運動遊びプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17700481
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 身体教育学
研究機関常磐短期大学

研究代表者

鈴木 康弘  常磐短期大学, 幼児教育保育学科, 専任講師 (50298296)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード幼児 / 保護者 / 運動 / 遊び / プログラム / 子育て支援 / 子ども / 運動遊び
研究概要

本年度の研究は、子どものための運動遊びプログラムに保護者の養育力を高める要素を加え、「保護者の育ちを含めた運動遊びプログラム」の効果を検討することを目的として行った。
具体的には、子どもと保護者がともに遊ぶプログラムの実施、保護者への勉強会の開催、ニュースレター、およびウェッブサイトを媒介とした運動遊びプログラムに関する情報の提供を行った。上記に示した活動を通して「子どもの運動遊びプログラムでの様子」、「運動遊びプログラムの意味」、「運動遊びプログラムの経験を自宅での遊びにどのように繋げることができるか」について保護者の理解を促し、保護者の養育力を高めることを目指した。
ニュースレターおよびウェッブサイトを通して提供した情報が、どの程度保護者の養育力に影響を与えているかについて検討を行うため、プログラム実施終了後に保護者を対象とした質問紙調査を実施した。結果として、これらの情報提供は保護者にとって「子どもに外遊びを勧めるのに役立つ」ものであり、「子どもの身体活動の重要性に考えるきっかけ」として作用し、「子どもと一緒に外遊びを行う際の参考になる」といった効果の認められることが明らかになった。
今回の研究では、研究の一環として行われた情報提供が、保護者にとって子どもの運動あそびの意味や重要性を認識することに有効である可能性が示唆された。しかしながら、それらの気づきに基づいて、実際に保護者の行動がどの程度変容しているかについて検討することはできなかった。保護者の行動変容を含めてプログラムの効果を検討していくことが今後の課題として認識された。また、親子参加の運動遊びプログラム、保護者対象の勉強会、ニュースレターやウェッブサイトを介した情報提供を有機的に連携させ、「保護者の育ちを含めた運動遊びプログラム」の質を高めていくことも課題のひとつとして認識された。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2008 2007 2006 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 運動遊びプログラムを経験した幼児における活動欲求の変化に関する考察2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木 康弘
    • 雑誌名

      常磐短期大学研究紀要 36号

      ページ: 78-84

    • NAID

      40016067111

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 園での運動遊びプログラムが子どもの運動遊びへの関心に及ぼす影響について2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木康弘
    • 雑誌名

      日本発育発達学会第5回大会抄録集

      ページ: 59-59

    • NAID

      130001628809

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 幼児の運動遊びプログラム実施に対する保護者の意向について2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木康弘
    • 雑誌名

      日本体育学会第57回大会予稿集

      ページ: 126-126

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 幼児の運動遊びに関する実践的研究~保護者からの評価と期待に焦点を当てて~2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木康弘
    • 雑誌名

      常磐短期大学研究紀要 第35号

      ページ: 35-43

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 運動遊びプログラムが幼児の生活時間と運動遊びへの積極性に及ぼす影響2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木康弘
    • 雑誌名

      日本発育発達学会第4回大会プログラム

      ページ: 54-54

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [学会発表] 幼児の活動欲求と運動遊びプログラムにおける実際の活動量との関係について2008

    • 著者名/発表者名
      鈴木 康弘
    • 学会等名
      第6回日本発育発達学会
    • 発表場所
      九州共立大学
    • 年月日
      2008-03-16
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.tokiwa.ac.jp/~suzukiy/index.html

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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