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地域密着型スポーツ組織の育成による地域づくり

研究課題

研究課題/領域番号 17700509
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関びわこ成蹊スポーツ大学

研究代表者

松岡 宏高  びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ科学部, 助教授 (10367914)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードスポーツ組織 / 地域づくり
研究概要

本研究の目的は、地域スポーツクラブやプロスポーツチームなどの地域密着型スポーツ組織による地域づくり活動の現状を把握し、それらの活動が地域住民であるクラブ会員やチームの観戦者およびファンのクラブやチームに対するコミットメントと地域アイデンティティの形成にどのような効果を与えているのかを探ることであった。
本年度は、プロスポーツの観戦者を対象に調査を実施し、クラブが地域および地域の人々に与える影響について分析した。1つの事例ではあるが、Jリーグと四国アイランドリーグの各1クラブを対象にデータを収集し、それぞれの観戦者は、チームに対するコミットメントも地域に対するアイデンティティも比較的高いレベルで持ち合わせていることが確認された。しかし、プロスポーツクラブが地域のシンボルとなり、また地域の活性化に役立っているかどうかについては、Jクラブの観戦者ではそのように考えている者が多くはなかった。一方で四国アイランドリーグの観戦者においては、そのように思っているものが比較的多かった。また、Jクラブの観戦者の41.4%が、クラブが地域貢献事業を実施していることを知らないという現状が明らかになった。ただし、73.7%の観戦者は今後実施したほうがよいと考えている。
ドイツのプロスポーツクラブ、および地域スポーツクラブでのインタビューなどからも確認できたように、日本においてもスポーツ組織がまちの象徴となり、地域づくりに役立つ可能性は十分にあるため、地域貢献活動などの取り組みの方法と認知度の向上が今後の課題であると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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