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ミネラル及び有機複合体の抗肥満効果

研究課題

研究課題/領域番号 17700574
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 食生活学
研究機関神戸女子大学

研究代表者

橋本 弘子  神戸女子大学, 家政学部, 助手 (80360262)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード微量元素 / 亜鉛 / ビタミンE / ビタミンC / 高血圧 / 脂肪細胞 / マグネシウム / クロム / 脂肪酸遊離
研究概要

脂肪細胞に微量元素を作用させ、脂肪酸を遊離させる量を測定したが、差が見られなかったため、微量元素とビタミンの組み合わせによる血圧の影響の検討を試みた。
抗酸化物質によるさまざまな疾病の発症・進展予防効果が報告されているが、高血圧・動脈硬化等に関してもその予防効果が期待される。すなわち、食品から抗酸化作用を持つ栄養成分を摂取すると、血管自体の抗酸化能が高められ、細胞の損傷を軽減するため、血管全体を正常な状態に保ち、動脈硬化を防ぐとともに、高血圧の発症リスクを回避することが可能であると考えられる。
亜鉛は多くの生理機能を有し、抗酸化作用による効果の報告もみられている。また、ビタミンEは脂質酸化を防ぐ際にそれ自身がラジカルになり、これをビタミンCとシステインのような水溶性抗酸化物質により、リサイクリングされ元のビタミンEに戻り、再び抗酸化作用を示すことから相乗的に抗酸化作用を発揮するものとして知られている。
本研究では、正常血圧および腎血管性高血圧ラット(2K1C)に亜鉛のみ、亜鉛+ビタミンE、亜鉛+ビタミンE+ビタミンCを混合した食餌を自由摂取させ血圧への影響を調べた結果、正常血圧における影響は観察されなかったが、高血圧においては亜鉛+ビタミンE、亜鉛+ビタミンE+ビタミンCを混合した食餌群に有意な血圧低下が観察された。メカニズムについては現在検討中である。

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 高脂肪食投与ラットを用いた亜鉛(II)錯体の抗肥満作用に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      橋本 弘子 (他5名)
    • 雑誌名

      Bio Res Trace Elements 16・4

      ページ: 341-343

    • NAID

      10018624911

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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