研究課題/領域番号 |
17700616
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大分大学 (2006) 安田女子短期大学 (2005) |
研究代表者 |
尾澤 重知 大分大学, 高等教育開発センター, 講師 (50386661)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 高等教育 / eラーニング / メンタリング / メンター / TA(Teaching Assistant) / SA(Student Assistant) / コミュニティ / 実践研究 |
研究概要 |
以下の3点を中心に研究・実践を行った。第一は、学習者に対する個別の学習支援や、授業を行う教員の補助を行う「メンター(アシスタント)」育成のための「メンタリングガイド」の作成・開発である。この一部について、ファカルティ・ディベロップメント等の活動と関係する内容については、「授業改善の手引き」や「グループ学習の進め方」として研究代表者の所属部局のWebページで公開した。また、メンタリングガイドの作成にあたって、国内外で学生アシスタントやメンターを導入している高等教育機関についての調査を継続して行い、内容に反映させた。 第二に、研究代表者の所属部局の支援と協力により、教養教育課程におけるメンターとしての学生アシスタント(SA ; Student Assistant)の育成と、メンター活用型の授業実践を企画・運営した。本年度は5名のSAを育成し、そのうち2名が実践に携わった。18年度後期学期に開設した実験授業では、メンタリングガイドに基づき、SAが授業内のグループ学習の支援やeラーニング教材作成の補助などを行った。メンター活用型の授業実践を評価するために、授業の終了時に、受講生を対象とした質問紙調査を実施し、結果を整理した。またSAに対するインタビュー調査を実施し、メンターとしての成長過程や自己評価を確認した。 第三に、埼玉県内のA中学校における中学3年生を対象としたキャリア教育において、社会人メンター(企業等に勤める社会人)と中学生の交流の支援を行った。インターネット上の電子掲示板を利用し、メンターと生徒間の質疑応答やコミュニケーションを促進したことで、中学生の職業観・就労観の変容が確認された。現在、実践を継続・発展すると同時に、メンターと生徒間のコミュニケーション内容についての分析を行っている。
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