研究課題/領域番号 |
17700618
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
岩崎 公弥子 金城学院大学, 現代文化学部, 講師 (50345427)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 教育工学 / オンラインミュージアム / デジタル教材 |
研究概要 |
平成18年度実施計画に基づき、研究成果を下記に整理する。 1.ミュージアムにおけるPublic Understanding of Research (PUR)の分析 国立天文台や名古屋市科学館とともに、研究者や学芸員の知識をどのように市民に伝えていくか、その手法について調査(インタビュー等)を実施した。また、市民と科学の橋渡しをする「サイエンスカフェ」の取材を行い、その利点を調査するとともに、自らもミュージアム(動物園等)を対象にした「ミュージアムカフェ」の開催を行った。これにより、ミュージアムを通じて先端科学を市民に伝える手法を多角的視点から調査、分析することができた。 2.PURに基づくオンラインミュージアムの開発 国立天文台や名古屋市科学館とともに、市民が「いつでも、どこでも」科学的情報を得ることができるポータブルシステムの開発を実施した。国立天文台では、iPod(アップル社)を用いて最新の天文情報をポッドキャストしながら天文台内を巡る展示システムの開発を行った。また、名古屋市科学館では、野外でも活用できる星座ガイドシステムを学芸員とともに開発した。利用者のアンケート調査により、その有効性が明らかになっている。 3.学習プログラムの設計 上記1と2で示した「ミュージアムカフェ」や「オンラインミュージアム」を効果的に、かつ、継続的に実施するためには、ソフト面、ハード面において工夫が必要である。本研究では、前者においてはワークシート、後者においてはインターフェースデザインについて、アンケート調査をふまえながら、重点的に設計、改良を重ねた。
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