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タイおよびラオスにおけるロロ諸語の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17720082
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 言語学
研究機関名古屋大学

研究代表者

加藤 高志  名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 准教授 (20377766)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード言語学 / タイ / ラオス / チベット・ビルマ
研究概要

1 タイにおいて話されているロロ諸語(チベット・ビルマ語派の下位グループ)の1つであるリス語の調査を行った。調査地はタイ国北部チェンマイ県メーテーン郡にあるリス族の村である。調査は2007年8月に29日間行った。4篇の物語の文字起こしおよびその分析、1篇の歌の文字起こしおよびその分析、形態法および統語法の調査、リス語の辞書作成のための語彙調査を行った。
2 ラオスにおいてもいくつかのロロ諸語の調査を行った。調査地はラオス北部ポンサーリー県ニョートウー郡およびウドムサイ県ナーモー郡である。調査は2007年12月から2008年1月にかけて22日間行った。調査できた言語は、シダ語、ロロ語、クー語、ラオセン語、ハニ語、アカ・ヌクイ語、ムトゥン語、プサン語、プニョート語、コンサート語である。シダ語については、前年度に採集した単語のうち、約400語の音声の確認を行った。ロロ語については、前年度に採集した約300語の単語の音声の確認、そして新たに約100語の語彙調査を行った。クー語については、前年度に採集した約300語の単語の音声の確認、そして新たに約400語の語彙調査を行った。ラオセン語については、前年度に採集した約300語の単語の音声の確認、そして新たに約300語の語彙調査を行った。ハニ語については、これまでに採集した約300語の単語の音声の確認、そして新たに約200語の語彙調査を行った。アカ・ヌクイ語については、これまでに採集した約300語の単語の音声の確認、そして新たに約500語の語彙調査を行った。ムトゥン語については、これまでに採集した約300語の単語の音声の確認を行った。プサン語、プニョート語、コンサート語については、約300語の語彙調査を行った。これらの言語のほとんどには先行研究がまったくない。これらの言語の語彙集(基礎的な音韻分析つき)が2008年中に出版される予定である。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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