研究課題/領域番号 |
17720195
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中本 真生子 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (80330009)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,779千円 (直接経費: 2,622千円、間接経費: 156千円)
2008年度: 679千円 (直接経費: 522千円、間接経費: 156千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | アルザス / アイデンティティ / 強制召集兵 / オラドゥール事件 / ボルドー裁判 / 強制召集 / 第二次世界大戦 / オラドーゥール事件 / 国民国家 / 記憶 / フランス / 西洋史 |
研究概要 |
アルザスの強制召集兵の問題を、第一次世界大戦期から第二次世界大戦期までのアルザスにおけるアイデンティティの変動/変容の中に位置づけ、ネーションステイトが根源的に抱える矛盾の結節点として、強制召集兵の存在と彼らの体験、そして彼らの存在とともにアルザスが戦後抱え込んだ「ふさがらない傷口」を提示した。それは「ナショナル・ヒストリー」に包摂されえない体験・記憶であり、このような「内部の〈外部〉」の存在は、ネーションステイトという体制の根本的矛盾を示していると言えよう。
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