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東洋文庫所蔵梅原考古資料等を用いた楽浪古墳に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17720198
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 考古学
研究機関埼玉大学

研究代表者

高久 健二  埼玉大学, 教養学部, 助教授 (00281197)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード楽浪郡 / 帯方郡 / 梅原末治考古資料 / 〓室墓 / 横穴式石室墓 / 木槨墓 / 朝鮮民主主義人民共和国 / 大韓民国 / 考古学 / 大韓民国:朝鮮民主主義人民共和国
研究概要

(1)昨年度に引き続き、東洋文庫に所蔵されている梅原考古資料について、刊行されている目録をもとに、検索・複写を行った。今年度は、1930〜1940年代に行われた楽浪古墳発掘調査資料のうち、とくに助王里1号墳、南井里120号墳、石巌里266号墳の資料を中心に資料を収集した。その結果、博室墓の主要資料の収集が終了し、調査内容の全容をほぼ明らかにすることができた。
(2)収集した図面・写真・記録資料について、その内容・資料相互の関連性を検討した上で、データベース化を行い、詳細な楽浪古墳のデータベースを作成することができた。データベースは基本台帳をMicrosoft Access2003で作成し、図面・写真類についてはスキャナーで取り込みデジタル化した上で、図面カードを作成した。
(3)近年、朝鮮民主主義人民共和国から報告された楽浪古墳の発掘調査資料のデータベースを作成した。これらのデータを資料として、楽浪〓室墓の分類と編年を行い、楽浪〓室墓の変遷過程を明らかにした。さらに、〓室墓・〓併用木槨墓・横穴式石室墓との相互関係や〓室墓造営の背景について考察を行った。
(4)上記の検討結果を報告書として刊行した。なお、この報告書には楽浪郡・帯方郡〓築墓実測図集成と楽浪郡・帯方郡〓築墓データベースを資料として掲載した。報告書の内容は以下のとおりである。
I 研究の目的と経過
II 楽浪古墳文化研究の最前線
III 楽浪〓室墓の調査・研究史
IV 楽浪〓室墓の編年と諸問題の考察
付図 楽浪郡・帯方郡〓築墓実測図集成
付表 楽浪郡・帯方郡〓築墓データベース

報告書

(2件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 楽浪〓室墓の研究-〓室墓の分類・編年、および諸問題の考察-2005

    • 著者名/発表者名
      高久健二
    • 雑誌名

      第33回韓国上古史学会学術発表大会 楽浪の考古学

      ページ: 107-161

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] 楽浪〓室墓の研究2007

    • 著者名/発表者名
      高久 健二
    • 総ページ数
      111
    • 出版者
      埼玉大学 教養学部
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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