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現代国際法における「自衛権」概念の再構成

研究課題

研究課題/領域番号 17730031
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 国際法学
研究機関首都大学東京

研究代表者

森 肇志  首都大学東京, 社会科学研究科, 教授 (90292747)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード武力不行使原則 / 国際連合憲章 / 自衛権
研究概要

本研究の目的は,現代国際法における「自衛権」概念を再構成することによって,その意味を明らかにし,その成果を国際的に問うことにあった。
本研究の3年目である本年度は,昨年度に引き続き,第2次世界大戦以降の国家実行およびそれに関する国際連合諸機関における議論等の検討に着手した。具体的には,国際法における集団的自衛権の位置づけに焦点を当てることとし,戦間期における集団的自衛権の先駆を巡る議論および国連憲章制定過程における位置づけを整理するとともに,第2次大戦後の実行における位置づけを明らかにした。その考察を「ジュリスト」1343号に掲載にた。
こうした研究と並行し,平成18年度の研究によって明らかとなった,歴史的再検討の重要性に鑑み,これまで進めてきた19世紀中葉から国連憲章制定にいたる自衛権概念の展開についての研究をまとめ,東京大学法学政治学研究科に博士学位論文として提出し,受理された。平成20年度中の出版を実現したい。
結果として現代国際法における「自衛権」概念の再構成を完成させることはできなかったが,その歴史的再検討を博士論文という形で結実させるとともに,主要な論点である非国家行為体に対する「自衛権」の行使および集団的自衛権の位置づけについて見通しを立てることができた。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 国際法における集団的自衛権の位置2007

    • 著者名/発表者名
      森 肇志
    • 雑誌名

      ジュリスト 1343号

      ページ: 17-26

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 武力不行使原則の定立と治安確保型自衛権の位置づけ2007

    • 著者名/発表者名
      森肇志
    • 雑誌名

      世界法年報 (予定)

    • NAID

      130004339222

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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