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音楽産業における組織フィールドの構造化プロセスに関する日米比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 17730248
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関東京工芸大学

研究代表者

茂木 崇  東京工芸大学, 工学部, 講師 (10367279)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード経営学 / 経済事情 / 経済政策 / 芸術諸学 / 社会学 / 経営事情
研究概要

本年度の研究は、ほぼ交付申請書に記載した研究実施計画の通りに進めることができた。
1 デジタル時代における音楽産業の組織フィールドの構造化プロセスに関する分析
本年度はデジタル時代に音楽産業の組織フィールドがどのように変容にするかについての分析を行った。
20世紀にレコード会社は少数の楽曲をマス・ディストリビューションすることにより大きな利益を生み、音楽産業の組織フィールドにおいて枢要の位置を占めてきた。しかし、その役割はデジタルの時代により終焉を迎えており、レコード会社は自らのビジネスを再定義する必要がある。
無論、音楽産業=レコード会社ではなく、マドンナのライブネーションへの移籍に見られるがごとく、業態の革新は進行中である。今後は、少数の楽曲を流布するよりも、様々な音楽愛好者の趣向にあわせてビジネスモデルを再構築する必要に音楽産業は迫られている。
2 専門的知識の吸収:増渕敏之(ソニーミュージックエンタテインメント)、生明俊雄(広島経済大学教授)亀田卓(電通)の三氏から専門的知識を吸収した。研究会として開催した聞き取り調査では、伊吹勇亮(長岡大学講師)、太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、各務洋子(駒澤大学准教授)の各氏が参加した。
3 海外調査:日米比較の視座から、ニューヨークで調査を行った。技術の変容をいち早く受け入れ業態の革新を図っていく上で、アメリカの音楽産業の意思決定は大変迅速である。
4 論文執筆:音楽産業の組織フィールドを構成する批評家及び投資家について論文を執筆した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 「米ジャーナリズムの文化報道」2007

    • 著者名/発表者名
      茂木崇
    • 雑誌名

      『新聞研究』 677

      ページ: 56-61

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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