研究課題/領域番号 |
17730266
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 高千穂大学 |
研究代表者 |
恩蔵 三穂 高千穂大学, 商学部, 准教授 (10287956)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 保険会社 / 海外進出 / 経営戦略 / ディスクロージャー / 米国進出 / 根拠法のない共済 |
研究概要 |
本研究の目的は、わが国の保険業における規模拡大行動が有効であるのか、また各保険会社の規模が経営戦略にどのように影響しているのかについて生損保別で明確化するというものである。平成17年度と18年度は生命保険会社へのヒアリング調査を行ってきたため、最終年度にあたる19年度は、主として損害保険会社にヒアリング調査を実施した。特に、保険会社の規模拡大行動の一つである国際比較を考えるにあたり、海外進出戦略は重要な案件であり、まず米国進出を行っている各社へのヒアリングを行った。一方、本研究を通じて、予想以上にアジア進出への興味が高いことを知り、当該エリアへの海外進出を積極的に考えていると思われる企業へのヒアリングも追加した。 欧米においては生損保両事業に関する規模の経済性や規模拡大行動の研究が行われ、既に多くの研究成果が発表されている。一方、日本に目を転じると、保険業法が改正される以前から企業間格差は存在していたため、会社の規模の違いによる研究、例えば規模の経済性に関する研究などは非常に限られていた。しかしながら、保険の自由化以後、生損保両事業とも提携や合併といった企業再編成が行われ、保険業における構図が大きく異なってきている。新たな局面を迎えた日本の保険業界において、本研究のような規模拡大行動に関する研究は着手されるべき重要課題だといえよう。 本研究では、海外の先駆的研究に示されたフレームワークを活用し、各社ケースの個別な分析を進めた。これにより、保険会社の規模拡大行動は有効であるのか、さらには、国内保険市場がかかえる問題点や今後の可能性を明らかにすることができた。
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