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バランスト・スコアカードの導入プロセスおよび導入成果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17730278
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関小樽商科大学

研究代表者

乙政 佐吉  小樽商科大学, 商学部, 准教授 (20379514)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード会計学 / 管理会計 / バランスト・スコアカード / 導入研究 / 方法論的トライアンギュレーション
研究概要

本研究の目的は、第1に、先行研究の厳密なレビューおよび事例研究を通じて、バランスト・スコアカード(以下BSC)の導入プロセスに関する知見を蓄積していくことである。第2は、BSC導入による成果について明示的に評価を行うことである。
平成19年度は、平成18年度に引き続いて理論的枠組みと仮説命題の精緻化を研究活動の中心とした。他の研究者との意見交換からモデルの精緻化を図るべく、海外の学会(Asia Pacific Interdisciplinary Research in Accounting Conference、および、 American Accounting Association Annual Meeting)にも参加している。
研究成果としては、インタビュー調査のデータに基づく事例研究から、「バランス・スコアカードによる業績連動型報酬制度の運用」を発表している(共著)。
論文では、BSCと報酬を連動させる際に、指標によっては戦略進捗度の測定および業績評価という二つの役割を同時に果たしえないことから、スコアカードに記載する指標の選別が困難になるとともに、戦略進捗度のモニターを損なう可能性が現れることを示した。わが国のBSC導入企業の多くが、 BSCと報酬との連動を図る中で、BSCによる業績連動型報酬制度の逆機能を指摘した点は重要である。
平成17年度から平成19年度を通じて、第1の目的は概ね達成した。しかしながら、第2の目的であるモデルの実証については次年度以降の研究課題である。インタビュー調査は現在も継続して実施しており、モデルの検証を行う上で、組織成員に質問票調査を配付・回答してもらうよう打診している。了承を得られ次第、研究を進めていく所存である

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] バランス・スコアカードによる業績連動型報酬制度の運用2007

    • 著者名/発表者名
      河合隆治・乙政佐吉
    • 雑誌名

      企業会計 第59巻第4号

      ページ: 108-113

    • NAID

      120000802970

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] バランス・スコアカード導入・実践による成果の検証に関する考察2005

    • 著者名/発表者名
      乙政 佐吉
    • 雑誌名

      商学討究 第56巻・第2・3号

      ページ: 26-26

    • NAID

      110002329012

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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