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アメリカにおける福祉事務所の民営化に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17730337
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会福祉学
研究機関北星学園大学

研究代表者

木下 武徳  北星学園大学, 社会福祉学部, 准教授 (20382468)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアメリカ / 福祉事務所 / 民営化 / 委託契約
研究概要

本年度は、3年計画の本研究の3年目であった。昨年度にアメリカの福祉改革の全体像とその民間化の状況、ウィスコンシン州における民間化の特質などについては、まとめた。そのため、本年度は、ロサンゼルスとニューヨークの調査研究とそのまとめを行う予定であった。それを踏まえて、研究業績の概要を述べると、次のようである。
第一に、ロサンゼルスには9月3日から12日まで行き、民間化された福祉事務所や管轄しているロサンゼルス・カウンティの社会福祉部の本庁などに訪問調査を行うことができた。そのなかで、インタビュー調査や公開されていない資料等を入手することができた。
第二に、それらロサンゼルスでの現地調査を踏まえて、『社会科学研究』(東京大学)に、「ロサンゼルスの福祉改革における民間化の特質-GAINケースマネジメントを中心に」の論文を掲載することができた。これは、民間化された福祉事務所の委託契約の流れとそのインセンティブ収入や成果目標などをどのように設定し、福祉事務所運営を任された企業をいかに行政コントロールしているのかを明らかにした。
第三に、これらのアメリカの福祉改革の権限委譲(地方分権、民間化)の枠組みを援用しながら、日本の社会福祉制度をどのように見ることができるのかを『北星論集』(北星学園大学)にて、共著であるが、研究成果を公表した。
第三に、ニューヨークの福祉改革における民間化の動向については、昨年度現地に訪問することができなかったため、詳細のつめがまだ不十分であり、これまでの研究を踏まえて2008年度以降に研究成果を公表できるようにしたい。以上

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ロサンゼルスの福祉改革における民間化の特質-GAINケースマネジメントを中心に2008

    • 著者名/発表者名
      木下 武徳
    • 雑誌名

      社会科学研究』(東京大学社会科学研究所) 第59巻第5・6号

      ページ: 81-112

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 福祉国家の政府間関係-アメリカ分権システムの視点からみた日本モデルの事例研究-2008

    • 著者名/発表者名
      木下武徳・三宅真里子・加藤美穂子・渋谷博史
    • 雑誌名

      北星論集(社会福祉学部)(北星学園大学) 第45号

      ページ: 53-76

    • NAID

      110006612703

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] アメリカ福祉の民間化2007

    • 著者名/発表者名
      木下武徳
    • 総ページ数
      250
    • 出版者
      日本経済評論社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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