研究課題/領域番号 |
17730352
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 尚絅学院大学女子短期大学部 |
研究代表者 |
田澤 薫 尚絅学院大学女子短期大学部, 保育科, 准教授 (70296200)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 児童福祉 / 仙台基督教育児院 / 児童養護施設 / 社会事業史 / 児童福祉史 / 社会福祉関係 / 宮城県史 / 日本教育史 / 農繁託児所巡回保姆 / 保姆講習会 |
研究概要 |
この研究は、研究者が平成11年度科学研究費(奨励(A))の助成を受けた、創設期(明治後期)の育児院の施設運営に関する研究、平成15年度科学研究費(若手B)の助成を受けた1930年代の育児院の養護実践史研究を継承・発展させるものである。この研究では、(1)育児院所蔵資料から、訪問・寄付・経済活動のやり取り等の地域との関わりに関係するものを拾い出し整理する、(2)旧職員への聞取りから地域との関わりが育児院でどう受けとめられたかを整理する、(3)宮城県公文書館所蔵資料等から地域と育児院の関連資料を収集する、(4)地域の要請・期待・協力などの力が育児院の実践にどう影響したか、地域が施設養護をどう方向付けたかを総合的に考察する、の各作業を経て、施設養護の具体にまで立ち入って地域と社会福祉の相互の関わりを明らかにする。 今年度は、育児院所蔵資料から、施設の運営に関わる事項での地域の個人・団体と育児院とのやり取りを整理した。あわせて、郷土資料より、「被災地臨時託児所の経営」と「農繁期託児所の巡回保育指導」が、戦前期における育児院の地域貢献事業として宮城県内で高く評価されていることをっきとめ、これらの事業について重点的に研究を行った。その成果は、別記した2本の論文としてまとめ公表した。 さらに、これまでに整理・保存を進めてきた作業の補遺として、新たに発見された施設資料の整理を行い目録を作成した。あわせて資料の状況に応じて、資料を保存容器に収納する。 なお、予定していた聞き取り調査は、聞取り対象者の逝去により行わなかった。
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