研究課題/領域番号 |
17730413
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
武藤 崇 立命館大学, 文学部, 准教授 (50340477)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 心理的柔軟性 / アセスメント / オペラント変動性 / ブリッジ研究 / 強化スケジュール / 非内省的 / アセスメント・ツール / 実験系心理学 / 行動分析学 / アクセプタンス / マインドフルネス |
研究概要 |
前年度の研究によって、アセスメントの初期段階での実験参加者への安定状態をいかに実験的に操作するかという条件設定が、アセスメントの「目の粗さ」を改善する要因であることが、データから示された。そのため、本年度は、同一の研究をデータ数(参加者数)を増やして実施し、当該研究の第一人者である、Steven C. Hayes博士が在籍するネバダ州立大学リノ校へ客員研究教授(客員研究教授の任期は1年間(19年9月〜20年9月);ただし、本研究期間中の当該地の滞在期間は半年間であった)として赴き、アセスメントの精度を向上させることを目的とした。その結果、データ数を増やして同一研究を実施した場合でも、同様の「目の粗さ」が生じた。よって、アセスメントの精度を修正するには、単なる条件設定を変更するだけの改善では対処しきれないということが明らかとなった(19年4月〜19年8月)。そのため、ネバダ州立大学リノ校での客員研究教授任期期間において、新たな研究デザインの再検討を行い、以前とは異なる実験条件の検討をすることとなった。しかしながら、当該地において実験を行う場合、厳しい倫理審査を受ける必要があり、その申請文書の提出およびその審査(数回の調整要求を受けた)に時間を要し、実験実施が可能となったのは20年2月初旬となった。そのため、本報告書作成時点では、実験参加者の募集終了、実験のプレテスト終了という段階までの進捗状況となった。 研究報告は、20年5月にACT Summer Institute 4th (Chicago)という学術会議、および20年11月に日本行動療法学会年次大会(東京)にて発表予定である。
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