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病弱児を対象としたコーピング介入による心理的ストレス低減の効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17730518
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 特別支援教育
研究機関大阪教育大学

研究代表者

平賀 健太郎  大阪教育大学, 教育学部, 講師 (30379325)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード慢性疾患患児 / 心理的ストレス / コーピング / 病弱教育 / 病弱児 / コーピングの変容 / 介入
研究概要

本研究では,慢性疾患患児のコーピングの変容を促し,患児のストレス反応を低減する効果を検討することにより,効果的な介入プログラムの構築を検証し,関係者が利用することが容易なストレスマネジメントプログラムの作成を目的としている。19年度では,前年度までの調査の知見(ストレス反応を低減するためには,(1)用いている対処法略が,ストレス反応に影響を与えていることを,愚児自らが理解すること,(2)ストレス反応低減に効果があるコーピングと考えながらも,それを使用しない理由を明らかにすることが重要であること)を参考とし,主に特別支援学校の教師を対象として,慢性疾患患児の心理的ストレス支援の方法について提示を行い,得られたフィードバックに基づいて,効果的な介入プログラムの検証を繰り返し行なった。得られた回答には,改善点も指摘されていたが,肯定的な評価が多数を占めていた。また,前年度までの調査においては,調査対象が腎疾患患児を中心としたものであったが,文献的検討により,小児がん,気管支喘息,糖尿病などの異なる疾患の性質や心理的特徴を明らかとし,さまざまな疾患に対応可能なプログラムの検討を行ない,長期にわたって効果が持続すると考えられるストレスマネジメントプログラムを提言した。
現在,医療スタッフ,学校関係者,家族などの関係者が利用することの出来る,慢性疾患患児のストレスマネジメントのための平易な冊子を作成中であり,さらに,慢性疾患患児のストレスマネジメントの重要性を広く発信するために,WEB上にて公開するための準備を進めているところである。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 通常の学級に在籍する慢性腎疾患患児のストレッサーとコーピングの実際-インタビュー調査から得られた内容-

    • 著者名/発表者名
      平賀 健太郎
    • 雑誌名

      育療 (印刷中)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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